
こんにちは!いけぱぱです!
私は、男性育休を半年取得中の2児のパパです。私をもっと知りたい方はこちらをご覧ください。
育休を取ろうか迷っているパパと、その周囲の方、「実際に育休を取る手続きって具体的にどうするの?」とお思いではないですか?
今回はそんなあなたへ向けて、”育休中に入ったばかりの私”が育休を取得しようと決めてから育休に入るまでをまとめてみました!
参考になるかはわかりませんが、一例としてご覧いただいて「育休取るのってこんな簡単なんだー」と、男性の育休取得を後押しできればうれしいです。
そもそも男性が育休を取れるのか
男性でも育休は取れます!ここにたどり着いている時点で知ってる方がほとんどだと思いますが、一応触れさせてください。
子が1歳(一定の場合は、最長で2歳)に達するまで(父母ともに育児休業を取得する場合は、子が1歳2か月に達するまでの間の1年間<パパ・ママ育休プラス>)、申出により育児休業の取得が可能
また、産後8週間以内の期間に育児休業を取得した場合は、特別な事情がなくても申出により再度の育児休業取得が可能<パパ休暇>
育MENプロジェクトより引用させていただきました
育児休業は、”育児・介護休業法”で定められた国の制度です。「うちの会社は取れないんだよね」はありません。育休は労働者の権利なので、使えるものはどんどん活用していきましょう。
育休中のお金の問題
育休取得にあたって、誰もがお金の問題にぶち当たります。お金が無いと育児どころか生活ができませんからね。
しかし、育休を取得した多くの方は、”育児休業給付金”を受け取ることができます。男性も例外ではありません。
育児休業給付金は、休業開始前の6か月の賃金を平均した金額の67%が支給(※育休開始から6か月間)されます。
加えて育休中の社会保険料は免除になりますので、実際の手取りは働いているときの80%程度になるそうです。意外ともらえるんだなあと思いませんか?
育休を取得すると年収が下がりますが、育児休業給付金は所得の扱いにならない為に翌年度の税金も下がります。
具体的な金額は身をもって、給付金が入ったときに検証・公開する予定です。
育児休業給付金とは、会社勤めの方が雇用保険に入っている場合、雇用保険から受け取ることが出来るお金となっています。
結婚相談所の独立開業・起業なら日本結婚相談所連盟より引用させていただきました
私自身会社員なので、自分のことしか頭になかったのですが、個人事業主の方は育児休業給付金を受け取れないことを知りませんでした。
誰しもが育休を取りやすいような制度になっていくことを切に願います。
男性が育休取得しづらい問題
たぶん、多くの人がぶち当たる問題だと思います。
「休みづらい」
私もそうでした。
↑猗窩座と垢を誤字って恥ずかしいのですが、、
ツイッターだと、男性育休取ってる人がめちゃくちゃ多いので勘違いしがちですが、リアルで「男性で育休を取った」人って周囲にいますか?私の周りにはいませんでした。
私は運よく育休を取れることに気づきましたが、気づいてからも1週間は妻、同僚、上司、親友に相談しながらじっくり真面目に悩みました。
- 育休を取ったら誰かに迷惑がかかる
- 育休を取った後、自分の居場所はあるのか
- 育休期間で自分はダメになってしまわないか(病んでました。詳細はこちらをご覧あれ)
悩んだ末の答えですが、「育休を取らない方が後悔する」でした。
自分の中で決まったことを妻に伝え、上司に育休取得を告げました。相談した全員が私の決断を快く受け入れてくれ、ほっとしたのを覚えています。その3日後?のツイートが↓です。
ただ、いい反応ばかりではありませんでした。いろんな意味での覚悟は必要だと思います。母には↓こんなこと言われるし、上司(嫌いな方)は同僚に対して「なんで止めなかったんだよ」と言ったらしいし、引継ぎもこちら都合では進められないので、順調に育休が取れたわけではありません。
お酒飲んでるので話がそれちゃいましたけど、「休みづらい」だけで「休めない」わけではないです。「前例がない」とか「育休制度を知らない」とか言われると思います。私も言われましたが、私の場合は「前例を作ります!育休制度についてはきちんと調べて報告しますし、手続きはすべて自分で行います!引継ぎはきちんと行って空白を生まないようにします!」と上司に伝え、会社初の長期男性育休が決まりました。
育休取得を決めたら手続きが必要
育休の取得には手続きが必要です。準備が必要になりますが、それほど準備に時間はかからないと思います。
- 母子手帳コピー(表面、出生届出済証明の記載面、父母の氏名の記載がある欄)
- 通帳コピー(2ページ目の支店名・口座番号記載面)
- 育児休業申出書(会社ごとに様式が異なるらしい)
面倒なのは総務の方ですね。「社会保険料免除」、「育児休業給付金の申請」等々、、
復帰したら総務の人にもお礼を言おうと思いました。
実際に私が行った手続き
さて、本題の私が行った手続きについて紹介します。当然会社ごとに異なると思いますが、私の場合はこれだけでした。
- WEB申請(個人情報入力、母子手帳コピー提出)
- 追加書類を総務部に提出(申請書、出生届出済証明、通帳コピー提出)
自分の作業はこれしかやってません。簡単でしょ?手続きに関しては私の場合全然面倒じゃなかったです。そんなに仲良くない総務の人に「え、これで終わりですか?」って聞いちゃうくらいでした。
引継ぎも忘れずに
手続き自体はおそらく面食らうくらい簡単だと思います。育休を取ると決めたら、驚くくらい簡単にことは進みます。
ただ、その後の後任の担当者への引継ぎは適切に行うようにしてください。
私の場合は引継ぎがうまくいかず、育休に入ってからも仕事のレクチャーを行っていました。笑
気持ちよく育休に入ることができるよう、引継ぎだけでなく挨拶も忘れないようにしましょう。
育休取得を決めてからの流れ
- 2021/9/15育休取得決定
相談した人へ報告の連絡。加えて、休みの期間をどのくらいにするか、休みの間何をするかを考える。
- 9/17引継ぎMTG + ”男性育休”の普及を決定
会社で引継ぎMTGを行いました。引継ぎMTG自体は大変ではなかったのですが、この後が大変。。(後述)
また、この時点で育休中にやりたいことは決まっていました。育児と家事は全力でやる+合間に”男性育休”について拡散していく。
- 9/18~9/203連休 前準備をする
拡散をするにあたって、Twitter×WordPressを利用することを決めました。理由は使い方が一番わかるから。Twitterで過去使っていた裏垢を運用し始めたのと、WordPressのレンタルサーバーを契約しました。
- 9/21~引継ぎスタート
- 10/1~育休スタート
育休の取得が決定してからは、仕事に関しては全部すんなり進みました。
このブログをもう少し早く手をつけたかったんですが、後回しにしてしまいました。後悔。
番外編 引継ぎ大変
引継ぎなんですが、大変でした。
仕事内容や、引き継ぐ相手、引継ぎ期間で全然違うと思いますが、自分のやっていたことを伝えることは大したことない。でも、”私はこう思ったからこうしました”を伝えるのが大変。
考え方の引継ぎが全然うまくいかなくて、「こういう時どうしますか」のお伺い連絡が毎日来ます。私の引継ぎが行き届かなかったせいだし、仕事が嫌なわけではないのでいいのですが、「面倒」です。
- 上司、同僚、取引先とは仲良くしておいて
- 予め育休を取りたいことは伝えておいて
- 引継ぎの期間は余裕をもつようにして
私の場合は引継ぎ期間に余裕がありませんでした。結果として、10/1から育休に入ることはできたものの未だに仕事の連絡があります。
まとめ
私の育休スタートまでの流れを見て頂いて、いかがでしたでしょうか。
育休を取得すること自体は意外と簡単です。育休を取得すること以上に大事なのは、「育休期間中に何をするのか」。
子供の成長を見たい。妻を支えたい。休みたい。なんでもいいと思います。それが、自分にとってベストな選択となるのであれば。
ただ、育児って大変ですよね。仕事と育児の両立ってかなりハードだと思います。私自身メンタルが蝕まれました。そのような経験からも、私個人としては積極的に男性にはママと一緒に育休を取得していってほしいと思っています!
自分で決めた選択を貫き通して有意義な育休ライフを堪能してみてはいかがでしょうか。
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